ランナー膝とはランニングやジョギング等により発症するスポーツ障害の総称で、大腿部外側を走る腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)に炎症を生じ、このため膝痛を生じる状態です。
無理がたたって生じる症状なので、基本的に発症後は無理しないことが原則です。 慢性化してしまうと治りにくいケースが多く、発症期に早期に施術を行った方が治癒期間を早めることが可能です。 そうはいうものの、まったく動かないよりは軽い運動をして適度に動かしてあげた方が関節にとっては良いので、少しずつで良いので動かしていきましょう。

原因

ランナー膝 イメージ

腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)は大腿外側から膝に付着し股関節や膝の屈伸にともない膝の 外側の突起部分ですべり摩擦をおこします。

  • ランニングやジョギング等によるスポーツのオーバーユース
  • 身体の歪みからくる膝への負担

症状

  • 膝の外側の圧痛、腫脹
  • 膝の曲げ伸ばしの痛み
  • 走行時の痛み
  • 歩行時痛

施術方法

運動の制限、アイシング、電気治療、テーピング、マッサージで根本的に施術する

  1. 固くなっている背骨、骨盤、股関節、膝の筋肉と関節を緩めていきます。
  2. 血液、リンパ液の循環を良くしていくことにより、ランナー膝の原因である傷めている組織(筋肉や関節や内臓)の回復が促進されます。